悩んでばかりの自分から抜け出す方法

 読んで気持ちが楽になった1冊です。私は仕事でお客様に怒鳴られることに恐怖感を持ち、萎縮し、仕事辞めたいとばかり考えていました。この本を読んで、新年の目標である
「どんなお客様にも対応できるスキルを身につける」
を思い出しました。怒鳴るお客様はスキルを身につけるためのいい練習台だ、積極的に対応しよう、と思えるようになりました。そうは言ってもまたそういうお客様に出会えば落ち込むかも知れませんが。
 本が伝えようとしているメッセージはいろいろありますが、私は
「悩みにさいなまれるのは時間の無駄の上神経擦り減らすだけ」
と受け取りました。悩みにさいなまれている時はなかなかそうは思えないのですが、自分の人生の目標をしっかり定めることで、ここは耐え抜かなけれならない部分、と組み立てられた気がします。
「不安は単なる心の反応に過ぎず、自分の意思ではない」
という言葉も印象的でした。不安になるとそれが自分の本当の気持ちのような気がして振り回されてしまいますが、それで判断を誤ってはならない、と考えさせられました。

悩んでばかりの自分から抜け出す方法

悩んでばかりの自分から抜け出す方法