シンプルに暮らしたい

 この年末年始、部屋の中のゴミの山をかなり整理しました。ゴミが発生しない生活をしたいとつくづく考えました。
 まず、利用しているネットサービスから毎月届くダイレクトメールを断りました。次に、銀行に出向いて投信積立の解約をしました。
 投信積立というのは月額1万円引き落としからできる投資信託の購入のことで、貯金代わりにやっていたのですが、あまりにも紙の報告書が多く、ウンザリするほどゴミになるのでやめることにしました。
「この紙類何とかならないんですか」
「法律で決まっているので無理です」
そうですか。しかし解約すると、想像していたより儲かっていたことがわかりました。さすがアベノミクスです。毎月報告書が届いていたのですが、見てもよくわかりませんでした。私のように、投資信託の報告書を見ても儲かっているのか損しているのかすらわからない者は、投信をやるべきではないのでしょう。
 もう1回始めようか、しかしそれではまた個人情報のゴミに埋もれることになる、スッキリ暮らしたいと年初に誓ったではないか、と葛藤しました。
 シンプルに暮らすというと聞こえはいいのですが、人間には欲があるので、結構難しいものです。投信は一例ですが、普通に暮らしているとなぜか物が増えていきます。意識して気をつけなければなりません。