「個」が絞り出す言葉

デマこいてんじゃねえ!様ネットでは『誰が言ったか』よりも『何を言ったか』/匿名主義の信条
 誰が言ったか、よりも何を言ったか、が大事、という主張は時々見ますが、正しいんでしょうね。定型発達者的には。しかしやっぱりニート
「まず自分が努力することが大切なのです」
とか言われたくないんですけど。お前が言うな、というものです。
 内容が正しいのは認めますが、発達障害を抱えながら必死で働いて自立している私が何でニートに努力の大切さを説かれなければならないのか、この場合、
ニートのくせに偉そうなこと言うな」
と返せば私が悪者です。相手の主張ではなく属性を攻撃しているからです。8年間論じ続けていますが、私はニートにどれだけ攻撃されても黙って耐えなければならないのでしょうか。
 8年前、アスペルガー症候群と診断されて、初めてブログを書きました。私の属性に惹かれて見に来てくれた人もいれば、主張に惹かれその後属性に興味を持ってくれた人もいました。どちらも大切なお客様でした。
 私の主張は、よくも悪くも属性の影響を強く受けていました。診断済アスペルガー症候群であることを、私のブログの読者は強く意識していたと思われます。その人たちが私に似た人に出会った時、味方になってくれたらいいな、という願いがありました。
 私は現実では発達障害のことは隠していますがブログではそれを前面に出しています。それを現実世界の私と勘違いされ、非難されました。
 どうか一発達障害者の絞り出す言葉を聞いて下さい。属性の重みを知って下さい。人を攻撃する前に自分の属性を省みて下さい。それは誤った考えなのでしょうけれど。