脳の多様性
はてな匿名ダイアリー「新人と教育係。」
懐かしい内容だったので思わず紹介します。昔私はこの新人君みたいだったのです。
平たくいって物凄く物覚えが悪かった。幾ら言っても全然覚えない。叱れば叱るほどミスが増える。指示を出したそばからフリーズする。一度言ったことの9割は翌日には忘れてる。
まさに6年前の私、というか今もそうですね。こういう教え方だと今も覚えられないことでしょう。当時は真剣に若年性アルツハイマーではないかと悩んでいました。後に発達障害と判明するのですが。
仕事そのものの全体像がずっと見えないままでやってきたので非常に難しく感じていました。大方の仕事がやり方はわかってもそれが何なのかわからない状態だったんです。
しかし教育係変えてもらったことなんかないです。全て私の努力不足(能力不足ならまだしも)とされて辞めさせられました。こんな幸運なこともあるんでしょうか。
一部でこの新人君叩かれています。先輩も全体像を把握しているとは限らない、質問しろよ、などです。部分から教えられている最中に全体像のことを聞くと
「まずこれを覚えてからにして」「今やっていることと関係ないでしょう」
と怒られるのですが。
それにしても、全体像から把握するタイプと部分から把握するタイプと両方できるタイプといるようです。部分から全体を推測できないタイプ、全体から部分を逆算することのできないタイプと言い換えてもいいでしょう。
新人君を叩く人は、両方できるタイプなんでしょう。そういう人が多数派で、脳の仕組みはみんな同じ、努力の差であると思っていそうです。