成熟とは何か2
- 作者: 片田珠美
- 出版社/メーカー: 光文社
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- 作者: 武良布枝
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現代女性ならすぐ実家に帰るでしょう。この時代はそうはいかないから何とかしようと奥さんが奮闘する、という話だろうと想像できます。こういうことが成熟しているということなんだろうなと思いました。
上記書籍(1億総ガキ社会)にも
「あきらめない生き方の限界」
という表現が出て来ます。ゲゲゲの女房の時代と違い、生き方の選択肢が多くなったこと、やり直しがきくようになったこと、限界まで我慢しなくてよくなったこと、あれ、これっていいことですよね。
朝ドラは美談かも知れませんが、女性から見るとひどい話です。この時代から比べると現代が悪くなったとは思えません。その思えないところがガキなんでしょうか。だとしたら成熟するとは随分非人間的なことです。
新しい文化に何かが追いついていないのでしょう。昔ならあきらめて覚悟を決めていたことが、今はあきらめる要素がなくなったから覚悟が決まらなくなったのです。
「夢をあきらめるな」「我慢しろ」
を両方要求されて訳わかりません。