人間くさい関係

 毎日会社に行って仕事して帰って来るだけ、ならどんなに楽なことでしょう。しかし残念ながら会社には人間関係という面倒なものがあります。時々はランチや飲み会を一緒にしないといけないし、病気になればお見舞いや快気祝いをいただいたりお返しをしたりしないといけません。
 この人間関係とは何なのでしょう。私はいくつかの会社に所属しましたが、退職してしまえばそれまでの人間関係は全部なかったことになりました。今の会社もそうに違いありません。
 そんな泡沫のような人間関係を、なぜ苦労して築き維持しなければならないのでしょう。
1 まれに組織を離れた人間関係に発展する場合があるため
2 仕事を円滑に進めるためには人間関係が不可欠と多くの人が考えているため
3 実は多くの人はそういうのが好き
 私にはこれくらいしか思いつきませんが、幻みたいなものですね。みんなが大事なものだと思っているけれど実在しないのかも知れません。
 組織の中には一匹狼みたいに、人間関係を避けている人がたまにいます。そういう生き方を選ぼうと思えば選べるのでしょう。嫌われたって構わないのであれば。
 私は確かに人間関係に恐怖心を抱いていますが、それは生きて行く上で損なことです。自分から近づく必要はありませんが、好意的に近づいて来られた場合は可能な限り好意的に応じた方が得です。
 人間関係でストレス溜めるとどこへ行っても生きづらくなります。恐れずに、がんばって、少しずつ、できる範囲で、やってみましょう。
 まずは快気祝いのお返しからです。