小説家という職業2
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/06/17
- メディア: 新書
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入院中、西村京太郎や内田康夫の推理小説を片っ端から読みました。ストーリーが水戸黄門のようにわかりやすく安心して読むことができたからです。
内田康夫が後書きで、特に全体のプロットを考えずに書き始めて適当に組み立てていく、と書いていましたが、多作系小説家の場合そういう書き方をしないと効率よく作品を生み出していけないのでしょう。
前のブログで小説もどきを書いていた時、私もそういう書き方をしたのですが、広げた大風呂敷をたためずに四苦八苦しました。多作系小説家は四苦八苦しているヒマもないことでしょう。そう考えると自分には小説家の才能がないなあとガッカリするのでした。
小説だけでなくブログのシリーズものさえ、全体のプロットを考えずに書き始めて風呂敷広げっぱなしなのは悪い癖です。今回もそうなりそうです。