障害を簡単に説明する

 入院する時、既往症を伝えなければならなかったので、発達障害者であることは提出書類に書きました。病棟看護師にどんな症状があるか聞かれたので
「予定外のことが起こったり物事が予定通りに進まなかったりするとパニックを起こす」
と話しました。
 結果的にはこれだけでよかったと思います。他のこと、例えば言葉を文字通りに受け取るために会話が成立しないことがどういう状態かというのは、予備知識がないと理解が難しいし、仮に聞き取り役の病棟看護師さんが理解してくれたとしても他の看護師さんに伝わるかどうかは疑問であるからです。
 
 予定外パニックは入院中1回ありました。なお、これから書く実例は特定を避けるために詳細を省いているので
「こうすればよかったのでは」
と言いたくなるかも知れませんが、それは判断に必要な情報がないからだと受け取って下さい。
 ある看護師さんに用事を頼んで
「すぐ行く」
と言われ10分以上待っていても来ないので、
「他の看護師さんに頼んでもいいか」
と聞きに行ったらまた
「すぐ行く」
と言って今度は本当にすぐ来てくれた時です。今後のために
「看護師さんて常時忙しいんですか」
「普通お願いしてからどれくらいで来てもらえるものなんですか」
と聞きましたが、例によって質問の答でない言葉が返ってきました。文字で書くと私が意地悪に見えると思われますが
「例によって」
と書いているのがおかしいですね。
「質問するとその答でない言葉が返って来て訳わからなくなる」
「質問されたことにそのまま答えると相手が怒りだす」
という話は、多分はてなでは書いていないことです。
 
 このことは、私の困難の原点であり、前ブログで5年間書き続けてきたことでもあり、今後も克服していかなければならないことなのでした。