勤続1年半

 早いもので、今の勤務先で勤続1年半を迎えました。過去、1年3ヶ月を越えて同じ部署にいたことが2度しかなかったので、1つの山を越えたことがうれしい限りです。
 来年無事契約が更新されれば、3年目を迎えることになります。この3年目がくせ者です。会社の要求水準がグッと上がるからです。それも、社内外との交渉や調整のスキルが求められてきます。
 発達障害者は就職できても長く勤めるのが難しいと聞きます。もう年齢的にもこれ以上職歴を重ねる訳にはいきません。
 作戦は考えてあります。
「できないことはできない、と突っぱねる」
です。
 私は障害をオープンにしていないので定型発達者と同じにすることが要求されます。しかし同じにすることは無理というものです。こう書くと働いていない人に説教されるのですが、働くというのは火に飛び込むことではありません。生き抜くことです。
 突っぱねたらどうなるでしょう。

  1. 嫌われる
  2. 仕方ないと諦められる
  3. 解雇される

 こうして並べてみると3の可能性が飛び抜けて高い訳でもありません。どうしても解雇されそうならやってみせればいいのです。失敗して責任押し付けられてさらにひどいことになるだけです。ある仕事を拒否して解雇されそうになるくらいだったらやってできなくても解雇されます。できないからではなく努力が足りないからという理由で。
 障害クローズで働きたいならオープンの人にはない苦労やリスクを背負う覚悟はしなければなりません。そのために、3年目の前には2年があります。その2年の間に、1つや2つの仕事ができなくても解雇されないくらいの仕事ができていれば良いのです。(自分に言い聞かせている)