パンと牛乳と発達障害

奈良市の整体院「子供たちの未来」様 
 「自閉症・ADHDは牛乳とパンが原因?!

 この手の記事は定期的に上がりますが、はてなブックマークの反応はいつも通りです。私の静かな反論もいつも通りです。
 牛乳小麦粉なるべく抜き食を開始して2年、
「人によってはそれなりに効果はあるんではないか」
というのが正直な気持ちです。こう書くと、はてな的には
「トンデモに騙されている馬鹿」
なので、怖いです。
 こういうエントリーが叩かれるのは
「1人残らず完治する」
「パンと牛乳を食べると全員発達障害になる」
と極端な解釈がされるからでしょう。
 私がこの食事療法を始めたのも長く続けられたのも、完全除去を目指すのでなければお金がかからないし、効果がなくても危険はないからです。その点ではホメオパシーと同列に考えなくても、と同情的なのです。
 発達障害を改善するため、わらをもつかむ気持ちがあるなら試しても損はないのでは、と書いてしまうことに恐れがあります。学校給食など、パンと牛乳を避けられない環境にある人もいるからです。ただでさえいじめられやすい発達障害児が給食を拒否など、日本の学校でできる訳がありません。
 牛乳小麦粉抜きの食事療法が叩かれるのは、学校給食業界の陰謀かも知れません。